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ネットに出回るデマ
よくネットの情報では「30万位で月に数回、売れているから30万位以内を仕入れろ」とか「20万位以内なら絶対安全」などあります。
副業や学生の小遣い稼ぎなら、それで問題ありません。
僕も数年前、お金の無い時、経験やりました。
僕もより確実に売る為、仕入基準を20万位以内で1ヶ月続けた事があります。20万位以内で集めると85パーセント以上は1ヶ月以内で売れて行きます。でも、こそには大きな問題があります。
その基準で1日、何冊仕入れられますか?1ヶ月、何冊仕入られますか?
20万位以内で探すと多くて月に2000冊、普通は1000~1500冊になります。
ランキングの高い本は利益が少なくなる傾向にあります。価格競争が激しい・新品もまだ出回っているので新品価格を超えない。
通常、そのランキングの平均的利益は少なくなります。
単純に1冊150円平均の利益だとして1000冊で15万、1500冊で22万の利益になります。当時、僕の所には1人従業員も居ますのでそれでは生活はできません。
その月の僕の収入はアマゾン5万、ヤフオク10万、合計15万、酷い経験です。
僕のしたやり方は完全に間違いです。
ランクの低い本の方が価格競争が少ない為、利益が出ます。
そけで単純な考え方として、どちらを選びますか?
- ①20万位の本:2冊を仕入、2冊売れたと仮定、1冊100円の利益で合計200円
- ②40万の本:2冊を仕入、1冊売れたと仮定、1冊の利益200円、と在庫の見込み利益200円で合計400円
②を選ぶのが普通です。①では生活は成り立ちません。
だから40万位まで仕入れて良いと言う話しではありません。
ここには大きな問題が有ります。
20万位以内なら1ヶ月で確実に売れるでしょうが40万位では確実ではありません。
出品者が同じ売れやすい価格帯で5人は居ますから1/5の確立になります。正しくは20%の確立で②を仕入れて大丈夫と言う事になります。
せどりはギャンブルではありません。
だからと言って①が正しくもありません。
次の段階として、いかに20%に入って行くかの勝負が始まります。
- 本の品質の見極め
- 丁寧な説明
- 店舗の評価(97%以上、できれば98・99%)
以上の3点が全て出来ていれば高い確率で20%の中に入れます。
ちょっと怪しいなと思う方は値段を少し下げれば、それが武器になり入れます。
欲しくない物でも少しお得な感じがするから買う人、必ずいます。
想像して下さい。
無人島に5人漂着したとして、1-2ヶ月に1回、1人だけ助けて貰えると想像すると簡単です。
そうすれば必死になれます。
僕の場合
こんなツィートをしましたが、75万位ぐらいなら当然、悩む必要は感じていません。
120万位までなら自信を持って買います。(価格の安い物)
この辺のランキングになると1年に1-2回程度売れるような感じですがほど確実に売ります。
「売る」と言う表現が少し感覚と違いますが「選ばれる」為の努力をおしみません。
この様な感覚で仕入れをしていくと、幾らでも仕入れる本が出てきます。
僕は100万位ぐらいの本を500冊以上、在庫として持っています。
500冊も有ると1日1冊以上は売れます。大体、仕入れの10倍程度金額で売れていくので50冊売れれば、仕入れ代金は500冊分、回収出来ます。
残り450冊は在庫儲けと言う感じになります。最悪、損はしません。
この位の感覚で仕入れをしないと、自営業などやるべきではありません。
こんな感じの本が僕の生活を確立し通常の転売より利益率を高くしています。
なかなか実践は難しいと思います。
アマゾンの一つだけ良いところはロングテールに非常に強い所です。
そこ以外に良いところはありません。
僕は120万位ぐらいから危ないんじゃないかなと感じています。もちろん、200万位でも出品者はいるので行けるのだと思いますが今の僕にはまだ、その辺の本を売る技量は備わっていないと感じています。
購入者に対する真摯な行動が自信に繋がると思います。
Amazonが売ってくれていると言う感覚が有るとすれば、すぐに捨てた方が良いと思います。