本の転売って意外と難しい

日記・雑感

僕が本の転売を始めた5年前はアマゾンだけで、すごい量が売れ、正直、それほど難しい仕事では無いと言う印象でした。

当時いたパートさんに本の販売を始めますって言って、適当に近くの古本屋でスキャンし100冊ぐらい購入、適当な定型文で出品。

次の日には30冊ぐらい売れるみたいな感じでパートさんも驚いていました。

完全な初心者でも簡単に1日30冊売れるって今となっては結構凄いことです。

当時は3ヶ月目に最安値にして販売すると1日100冊とか売れて、損切りといいつつ1冊30円の利益は必ず出ていたので、どんなに下手な人でも失敗はない状態でした。

そして今のアマゾンは厳しいです。最安値に併せて販売しれば確実に赤字になります。

僕の場合は5年かけて徐々に手数料や送料が上がって、それに対応してきたので普通の事ですが、新規に始めた方には相当厳しい条件で収入を得なければならない、大変だと思いました。

今でも僕にとっては大した事の無い作業ですが、新しく始めた方には相当大変な作業だと感じさせられた1日でした。

違いは経験の差だけなので、そのうち何とかなるとは思いますが、そのうちって、いつって感じもします。

とりあえず僕にできることは応援だったり、支援だったりだとは思ってます。

店舗に行く前

店舗に行く前に花屋の頃の同業者と会いました。

よく市場で色んな話をした昔の仲間です。

僕が花屋をやめてから5年、彼はまだ花屋をやっていました。

待ち合わせ場所は僕が久々に行ってみたいと思っていたので市場の駐車場で会いました。

「花屋の経営は精神的につらい」みたいな相談と言うか、話でした。

まあ、そんな事は僕も十分理解しているので、ただ聞くだけみたいな感じでした。

一応、頑張って続けるか、就職でもすればと言っておきました。

自営業者にとって就職は完全な敗北ですが生きていくのにプライドは関係ありません。

別に何だって良いんじゃないかと僕は思ってます。

自営業者の夢は自営業者として生涯をまっとうする。

これが意外な程、難しいのです。

僕は20年以上、自営業者ができている稀なタイプと感じます。