本の転売におけるキャッシュフロー

せどり・転売

先日の上記のツィートをしました。

本の転売に限らず大概の在庫を抱える商売ではキャッシュフローが悪いのは正常な状態です。

在庫を増やしていく限り常にキャッシュフローの状態は常にやや悪い状態です。

逆に仕入れをせず在庫を捌いていけば当然、キャッシュフローは良くなりますが売上は先細りしていきます。

本や CDの転売では生鮮食品と違い常に在庫を増やすことをしなければ、トータルの利益は下がります。

・損切りについて

本の転売に於いて基本的に売れなかった時は最安値で僅かな現金を得る、いわゆる損切りは愚行の極みです。本の相場は特に一定ではありません。

一時的に下がっても、また上がります。

上がらない様な本を仕入れてしまった時、反省と損切りが必要になってきます。

・損切りしないで、どう在庫を処分するか。

僕もたまにありますが最安値に合わせるやり方は絶対にしません。

最安値に合わせた金額で売ると大概は単体で赤字になると思います。

僕はその様な本が発生した際はメルカリ、ヤフオクなどと併売します。

その様な本は大概、ランクも下がっているので同時に売れる事はまずありません。

ある程度の基準を持って併売すれば多少の利益は残ります。(併売させるまでの期間)

・過去の自分の努力の否定はなるべく避ける。

おそらくは、それなりに努力をし仕入れた本です。利益が残るのに最安値で売るのは如何なものかと思います。

Amazon以外との併売に移る期間は各個人の資金力によって異なります。

資金力がある所が強いのはどの業界も同じです。

・キャッシュフローについて

キャッシュフローが極端に悪い場合は気にする必要が大いにありますが、少し悪いぐらいでは全く気にする必要はありません。在庫が増え、売上を増やそうと思う限りキャッシュフローは絶えず若干悪い状態が続きます。サメがマグロが泳ぎ続けないと死んでしまうのと同じで、絶えず悪い状態を続けなければ全てが縮小していきます。

・なぜキャッシュフローを気にしなくて良いのか具体例

僕の場合ですが在庫数、売上、利益は仕入れ金額によって変わって来ます。

当然と言えば当然です。

一人の人間が仕入れられる金額、僕の場合、本とCDで月に50万前後です。

それにあった利益になっていきます。

そして50万以上は中々、仕入れられない以上、キャッシュフローは自ずと同じになります。仕入れが少し少なければ少し良くなり、在庫が増える成長段階では少し悪くなります。

売上も利益も仕入れも大体一定なのでキャッシュフローが悪くなろうが良くなろうが関係ありません。

要は食べて行ければ何とでもなると言えます。

また本来の意味でのキャッシュフローは手持ち資金流動性です。簡単に言えば自由に使えるお金がどれくらいあるかって問題だけで商売と違った次元の話です。自由に使えるお金で次にどんな事業をしようかなって指標です。

頭の悪い人に限ってキャッシュフローとか使います。

それに惑わされて損切りとかする人が減る事を願います。